コロナ禍の今、海外旅行って出来るの?【空港スッカラカン!】

 

 2020年は人類史上新型ウイルスによって大勢の人が振り回される年になりました。10月上旬で世界のCOVID-19による死者は100万人を超え、今も収束への道筋はあまり見えていません。

 

 ただ日本では重症患者数が大幅に減り、一時期混乱を極めた医療現場も次第に落ち着いてきている状態です。GOTOキャンペーン等の経済再生政策も開始され、提案当初は猛反対していた人もその”オトクさ”に釣られホイホイ観光に行っているのが現状です。

 

しかし国内での行き来が出来る様になると、気になるのは海外旅行はどうなの?ということ。今回はそんな疑問を調べてみました!

 

疑問:今って海外に旅行に行くことは出来るの?行ったとして、帰ってくることは出来るの?

 

①海外への渡航は可能か

②海外からの日本への入国は可能か

 

まず【①海外への渡航は可能か】についてです!

 

即ち、日本→海外。

 

この場合、各国により2種類に対応が別れます。
①入国自体に制限がある

②入国後に制限がある

 

それぞれ見ていきましょう。

 

【①入国自体に制限がある】

こちら96カ国ありました。

行きたい国に入る時点で様々なハードルがあるパターンです。

 

(例)
★オーストラリア

→オーストラリア人、永住者、及びその直近の家族、豪州在住のニュージーランド人(新)のみ入国可

 

★韓国

→短期ビザ✗、韓国に対して入国制限を支度にはビザ免除・ビザなし入国✗、日本→ビザ免除と既に発給したビザ効力の停止(=入れない)
相互主義を重視

 

★タイ

→国籍を問わず、出国前3日以内の陰性証明書、入国時のPCR検査の実施、自己負担での14日間の隔離をすれば入国可

 

中々厳し目ですね…。

それではもう一つ見てみましょう!

 

【②入国後に制限がある】

こちらは先程より多く、101カ国ありました。

入国に対する制限はありませんが、その国で自由に行動できる前に色々と制限があるパターンです。例を見ていきましょう!

 

(例)
米国→入国後14日間の自宅待機

 

新型コロナウイルスによる死者が世界で最も多いアメリカでこれは意外ですね!

入国に対するハードルは非常に低いですが、観光客にとっては”自宅”の定義が当てはまる滞在先を見つけるのが難しそうな印象です。

 

 

 

さて、続いては【②海外からの日本への入国は可能か】についてです!

 

日本は基本的に先程の分類だと【②入国後に制限がある】だと考えて良いでしょう。

日本帰国後へのフローはこの様になります。

 

PCR検査

・結果判明まで空港待機

・陰性の場合、自宅、もしくはホテルにて14日間の隔離

・その際の移動手段に公共交通機関は使えない

 

 

このような形になります!

 

一時期あるユーチューバーがコロナ真っ只中に海外から帰国しようとして大幅にバッシングされましたが、基本的に帰国すること自体は全く問題無いようです。

 

問題は、自宅に帰る交通手段の確保が出来るか、という点ですね。

 

 

 

以上、今回は2020年10月の今、海外旅行は出来るのか?というギモンについて出入国管理の観点から調べてみました!

 

依然としてウイルスへの注視は抑えられず、この環境下において海外旅行をしようとするのはまだまだ現実性がなさそうです。

 

今は来たるべきときに備えて貯金をする時期ですね!!笑

 

 

それではまた次の記事でお会いしましょう。アディオス!